ホテルFK
伸び放題の草木を掻き分け、やっとお目当ての物件が見えてきた。
正規のルートが発見できず、やむなくジャングルの中を掻き分けて来るしかなかった。
服はどろどろ。ズボンはびしょ濡れ。
おまけに今日は雨ときたからたまったもんじゃない。
それだけに、物件を発見したときの喜びようといったらなかった。
この画はお約束。
天井の崩壊はすさまじい。私が見ている間にも、板が1枚降ってきた。
中は真っ暗。床も抜け落ちており、安易に進むと危ない。
実は、今の建物は受付。目指す本館は、まだまだ先にある。
行く手を阻む植物連合軍(水滴付き) かなり手ごわそうだ。
本館までの道のりには、何だかよくわからないものがいくつか転がっていた。
やっと見えてきました。本館。それはそうと、嫌でも竹が目につく。
この空間には、屋根というものがなかった。おそらく、抜け落ちたのだろう。
この瓦礫の山は、かつて屋根だったと思われる。
内部はかなり崩壊していた。